2月13日は「日本遺産の日」でした。

なぜ2月13日なのかというと・・・・親しみやすさ,覚えやすさから「にほん(2)いさん(13)」となったようです。

 

「日本遺産」は現在83件あり、山形県にも4つの「日本遺産」があります。

 ①自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』                          ~樹齢300年を超える杉並木につつまれた2,446段の石段から始まる出羽三山~

 ②サムライゆかりのシルク 日本近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ

 ③山寺が支えた紅花文化

 ④荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~

 

今回、令和元年に北前船関連で日本遺産に認定された善寺の「五百羅漢堂」が、特別に御開帳されるという事で見に行ってきました。

いただいた資料によると、五百羅漢堂は北前船で財を成した商人たちの寄進によって、安政2年(1855年)に建立されたそうです。531体の羅漢像は顔のつくりや表情・ポーズまで一つとして同じものはなく、北前船西回り航路の繁栄を感じさせる貴重な文化的遺産です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

531体の羅漢像は、東北芸術工科大学の協力のもと、2015年より約20年をかけて修復されています。

いつか全て修復された羅漢像が並ぶ姿を見てみたいなぁと思いました。

 

六万坪の広大な景観の善寳寺。その中には、平成2年一大ブームとなった人面魚が生息していた「貝喰の池」もあります。現在も「貝喰の池」には人面魚が生息しているそうです。

また春と秋に期間限定で五百羅漢堂も拝観できるようなので、暖かくなったら善寳寺の境内などをゆったりと散策してみてはいかがでしょうか。