庄内地方を代表するパワースポットの一つとしても有名な出羽三山。月山、羽黒山、湯殿山の3つの山から成り立っています。その一角として鶴岡市羽黒町玉川にある羽黒山大鳥居は出羽三山神域に入るシンボルとして荘厳ないで立ちでそびえています。
高さ20m、幅15mの両部鳥居。
大きさでは東北第1位。朱塗りの美しい形が見る者の心をとらえます。
昭和4年に山形市の吉岡鉄太郎氏によって寄進されたものです。
この大鳥居が老朽化のため今年約90年ぶりに立て替え工事が行われました。
6月から解体工事が始まりました。
そして下の写真は鳥居が撤去されたときの風景です。なんとも寂しい感じがしますね。
新しい鳥居は鋼鉄製で高さ23.8メートル、笠木の幅が31.6メートルと従来より大きくなり、上部の額はそのまま掲げられました。11月22日立柱祭が行われ新しいシンボルの建立となりました。
天気が悪く、清々しい背景での撮影はできませんでしたが、リニューアルされた鳥居は迫力があり、
素晴らしいものでした。
これからの時期は辺り一面真っ白な雪景色に包まれる庄内地方。
積雪が多いこの地域では雪と共存しなくてはならず苦労もありますが、銀世界の白と大鳥居の赤のコントラストを見ると晴れやかな気持ちになれると思います。
またチャンスがあれば写真撮影して来ます!